ママチャリ 前ブレーキの片効きが直らない
調整後の試走でまた片効きに戻る
シングルピボットキャリパーの構造は
ブレーキシューとリムの両脇で位置合わせをするのはすぐ出来る。ところが出来たと思って走ってみるとまた片効きになっている。不安定要素が消えていない。
ママチャリや折りたたみ自転車の前ブレーキは大抵シングルピボットキャリパーブレーキがついています。前後貫通の中心軸一本で支えるタイプ。この構造がわかっていないと調整が中々うまくいきません。
グリーンの矢印の間で軸を固定します
ピンクの矢印の間でアームを固定します
黄色の矢印がブレーキワイヤーをフリーにしたり固定するナット、
紫色の矢印がブレーキワイヤーの長さを微調整をするナット、
グリーンの矢印が微調整したブレーキワイヤーを固定するナット
上のグリーンと黄色の矢印の部分でフォークを挟んで、中心軸を回転しないように固定します
グリーンの矢印がアームの前後のブレを締める奥側のナット、
黄色の矢印が奥のナットが戻らないよう固定する前側ナット
間違いやすいポイント二つ
- 軸を固定するのはフォークを挟んだ前後のナット
- ブレーキアームを固定するのは手前のダブルナット
固定するものが前後二つに分かれていることです。私は前側ダブルナットとフォーク裏のナットで挟んでいたので、締め付けが弱いとアームが緩んだり、締め付けが強いとブレーキレバーが動かなくなってしまったりと苦労しました。
ChatgptやGoogle Gemini、その他のWeb情報には軸の回転を止める方法を書いているものはありませんでした。
改めて調整順序を載せておきます。
- ブレーキワイヤをフリーにする(ブレーキレバーがフリーになる)
- フォークの裏のネットを緩める(軸がフリーになる)
- ブレーキシューを手で掴み左右のゴムをリムに均等に近づける(中央位置を出す)
- 程よいところでフォーク裏のネットをしめる(軸を固定する)
- 前のダブルナットを締めてアームの前後のブレをとる
- ブレーキワイヤーの弛みを取りナットを締め固定、さらに調整ノズルでリムとブレーキシューの距離を微調整する
という情報が殆どでした。普通ならそれが正解ですが、何せ、AIに言われて分解修理してしまったので、余計なミスを産んでしまった。
おかげで構造はよくわかって、且つAIの言うように新品を買わずに済んだので良しとします。
調整だけなら分解の必要はなかった
調整後の確認
- 手でアームを左右・前後に動かしてみてもアームはしっかり固定されているか
- アームが左右に動くのはフォーク裏のナットの締め方が緩いから。
- ブレーキレバーがスムースに動かない時手前のダブルナット緩めて一旦フリーにします。
- アームが前後に動くのはダブルナットが緩い
実際の作業では、フォーク裏のナットを締めるだけで軸は固定されます。その時、アームを止めているダブルナットを緩めておくのがコツだと思います。これが緩んでいないとアームが固着して動かなくなることがあります。フォーク裏のナットを固定してもアームが自由に動くことを確認してください。
片ぎきの原因
何故フォーク裏のナットが緩むのか
一度きちんと締めたフォーク前後のナットは緩み難い構造になっています。緩む原因は、
- フォーク後のナットには泥除けを取り付けた
- フォーク前のナットに反射板を取り付けた
- ヘッドライトなどのアクセサリーをつけたり、あるいは外した
などの人的作業の後、中心が動きやすいと思います。





