木製 面格子 自作しました

幅180cm、キッチンの窓。

木製の風合いよく 防犯にも

既製品はアルミ製が主で色の選択も少ない。格子本数が少なく間隔が広すぎる。その割に高価。目隠しには程遠い。雪国では氷柱や落雪で変形しているのをよく見かけます。手作りでは壊れてもその箇所を交換するだけ。格子の間隔や太さも自由に選べます。
家の外からの視線も気にならず、日差しを和らげ、風情があります
風通しよく、暑い夜も窓を開放して眠られます。

材料

角材 杉KD12本束 20x30x1820 税込2,000円前後。長さ半分以下だと24本取れます。Hi-cp!
サイドは壁に固定、上部はサッシ枠に乗せるので全体に軽い方が良いと思います。

幅120cm、浴室の窓。こちらは40年前に大工さんが施工しました。
40年経過してますが雪や凍結にも耐え、丈夫です。

塗装

塗装は経年劣化を防ぐためには必須です。
水性塗料を刷毛塗りします。水性は薄め液がいらない、使用後の刷毛の処理が簡単です。塗装の剥がれが見えたら、随時塗り直しが簡単。スプレー缶でもOK。
雨対策。塗装した方が長持ちすると思います。

工具

  • 下地探し。室内側から木製窓枠(サッシの外側木部下地)の幅を確認しておく)
  • 振動ドリル(我が家はモルタル壁なので下穴用に)。コーナン オリジナル 振動ドリル KM-500はAmazonのタイムセールで4,074円でした。超お買い得でした!
  • コンクリート用ドリルビット(モルタルの下穴あけ。木工用は刃が立ちませんでした )
両サイドの固定用角材(組み立てた面格子の固定用)を壁に固定するには、
  • 取り付ける角材が約2cm
  • モルタルの厚さが約2cm
つまり、4cm奥に木枠があると推測して、65mmの木ネジを使いました。

注意点

掃除などで窓を外す場合、二重窓の内窓は室内側に外せますが、外窓は室外側にしか外せないので、外窓を外側に外すためのフカシを残しておく必要があります。空間の厚みを十分とって設計しましょう。

工作は至ってシンプル

  • 茶色はアルミサッシの窓枠
  • 水色は壁に固定した角材(これに面格子を木ネジで固定します)
  • ピンクの部分は窓枠に乗っています。一人での取り付け作業が楽になります。
我が家のサッシの窓枠は壁から4cm程出ているのでこれに面格子を載せることが出来ました。ラッキー!

手順

  1. 縦格子にする角材を必要な本数カット
  2. 面格子の横幅になる角材を2本カット
  3. 塗装→乾燥
  4. 面格子組み立て(木ネジは下穴を開けた方が止めやすいし、割れにくいです)
  5. 窓の両脇に固定用角材を壁に取り付け
  6. 作成した面格子を窓に乗っけて、四隅を固定します
必要な長さの角材を横に2本に、必要な長さと本数の角材を縦に木ネジで止める。ネジは横棒側から打ちます。外側に木ネジが見えると第三者がドライバーで簡単に外せるので、裏側からねじ止めした方が無難です。外側からネジが見えない方が見た目も綺麗です。

実際の面格子は、角材の幅と隙間の幅を同じにしました。角材と角材の間に、角材を挟んで定規がわりにすると正確に並びます。

木ネジを打つ前に割れ防止のために下穴を開けておくと作業も楽になります。

組み立てる前に塗装します。組み立て後では塗装は困難でした。
外壁と同じ色にした方が無難です。壁にくっついている角材は先に壁に取り付けておきます。3箇所をモルタルの奥にある木部にねじ止めしています。
窓は室内側から外側に押し出す様にして外すので、空間の取り方は塾考を!
網戸は横から取り出せます。
上から見たところ。左側のやや短い横棒が窓枠に乗っています。
下側。一人で作業する時は両面テープで滑り止めしておかないとずれてしまった。
幅80cm、トイレの窓に。
キッチン室内側正面。

室内側45度。逆光で周囲が暗く写っていますが、必要な明るさは十分取れています。
施工前↓
施工後↓
一つ目で気を良くし、3窓を面格子にしました。(^ ^)

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