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FW-160 エッジ交換、FE206Σ エッジ軟化剤

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ウレタン製エッジと布製エッジ ウレタンエッジの劣化は交換以外に修復手段がありません。布製エッジですと軟化剤が使えるようです。 ウレタンエッジ 布製は半永久的に維持できるようですが、ウレタンエッジは経年劣化します。 このような交換用エッジを購入して張り替えます これは私が自分で交換したウーファーです。 布製エッジ 布エッジの形態は 断面が半円型(大きめの溝ひとつ) 断面がジグザグ(波型の溝) のものがあり、硬化剤を塗布してあります。 布製エッジ 軟化剤を使う これでエッジがもう少し動けるようになったらと、更なる音質向上に期待が膨らみます。ググってみると 三油化学 シグマ ブレーキフルード D4スーパー ブレーキフルード補充液 なるものをお使いの方が多い。 リスクあり もちろんオーディオ用ではありません。車用。どんなリスクがあるのでしょうか。先駆者の失敗談をググってみると 多量に塗りすぎた コーン紙にまで染みてしまった 元には戻らない フレームの塗装が剥げた など。が多いようです。注意しなくては行けないのはブレーキフルードなるもの、オーディオ用ではありません。スピーカーのエッジに塗ってどうなるかは手探りです。賭けです。コーン紙に油染みがうつってしまったり、コーンとエッジの接着が剥がれてしまっては廃棄処分も覚悟しなければなりません。 油を含んでいるのでコーン紙に付くと染みていきます。最悪、このようになっては、オシャカです。  私のFOSTEX 206Σのエッジは溝が3本のタイプです。 スピーカーユニットは水平に置きます。立てたままでは 液垂れしたときユニットフレームの塗装が浮いてきます。   スピーカーユニットを伏せて作業ができれば、より安全ですが、これはフレーム等が邪魔して届きません。 先ずは綿棒で。コーン紙になどに垂れないように容器の内壁で 雫を切ります 。 コーン紙から遠い外側の山(凸部)に少量 ずつ、 点々と塗っていきます。こするとダンプ剤が剥がれるかもしれません。 一周したところで一時間ほど様子を見ます。匂いの変化もなく見た目の異常もない。更に内側の山にも一周。コーン紙に染みが出来ると見栄えも悪いので、最も内側の山には塗りません。  そのまま一晩放置。 翌朝なっても見た目には変化なし。指でかるく押して見るとほんの少しですが弾力が戻っています。大丈夫そうなので今度...

スピーカーケーブル 太く短く確実に

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スピーカーケーブルが音に影響するのは抵抗値だけです。 材質 太さ 長さ 末端処理 が考えられます。 抵抗値が周波数特性に影響する  アンプにもスピーカーケーブルにも音色はありません。 しかし、アンプ(出力インピーダンス)+スピーカー(入力インピーダンス)+スピーカーケーブル(抵抗値)の 組み合わせで周波数特性が変わります 。スピーカーケーブルを変えて音が変わったら、 ケーブルの抵抗値が変わった ということになります。厳密にいうと「ケーブルの抵抗+末端処理(接触抵抗)」。価格や構造よりも、「抵抗値」だけに着目すればいいわけです。 ※ アンプの「ダンピングファクター」について、こちらが分かりやすいと思います。 出典  技術資料: 「ダンピングファクターは重要ではない」というオーディオの迷信  。 アンプ選びでは重要な要素となります。 ケーブルの抵抗を減らす方法 抵抗値の低い材質 抵抗値の低い太さ 抵抗値の低い長さ 抵抗値の低い末端処理 材質としては銀がもっとも抵抗値が低いですが、かなり高価です。やはり銅が現実的です。無酸素銅とタフピッチ銅では抵抗値が同程度なので、安いタフピッチ銅で充分。金は錆びないという利点がありますが抵抗値は銅に劣ります。  断面積が大きいと抵抗値が下がります。短く使うと抵抗値が下がります。撚り線のネジ締め接続よりも、半田、錫メッキの丸形・Y形圧着端子 などで確実に固定すると抵抗値は下がります。 接続端子と撚り線の接続は不安定 スピーカー側とアンプ側の両方で不安定 1.撚り線をターミナルに直接接続すると、ネジの締め方・撚り方、剝き方、すべて音は変化します。同じケーブルでも作業結果で音が変わります。音質変化の原因がケーブルなのか、作業結果が不安定要素なので、その都度音が変わったように聞こえます。けっしてケーブルの音は変わっていません。 2.撚り線をターミナルにネジ止めするよりも、端子にハンダ付けしてからターミナルに接続したほうが良い結果をもたらすでしょう。異種金属での金属同士の相性もあります。特に 金のターミナルと錫メッキでは錆びが出ることがある のでコンタクトオイルなどで工夫が必要です。 以上のように、 同じケーブルでも違う音になる 要素は多々あるのです。「音質変化の根拠」を見極めないと良いケーブルやプラグを捨ててしまうかもしれません。 太く...

FE206Σのコーン紙着色に挑戦

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補修ではなくイメチェン  FostexのフルレンジユニットFE206Σは勿論生産中止。35年経っても何の異常もなく使えてます。テレビの再生にも使うので、毎日起床から就寝まで使ってます。リタイヤしてからは音量をあげての音楽鑑賞の時間も随分増えました。 オーディオとして聞く時は保護のグリルネットを外して聞きます。(外したほうが高音がマスクされない)。スピーカーグリルネットを外すとモノトーンのエンクロージャーにはコーン紙の色が合わない。暗い・・・。 そこでコーン紙を白くしたらどうだろうと、MacアプリのPixelmetorでシュミレーションしてみた。コーンの部分をレベル補正で白にしてみると、イケそうな感じ。 塗料は何を使う? 塗料によってコーン紙が重くなっても、柔らかくなっても、固くなっても具合は良くない。ググってみたら、「 コーン紙着色塗材 」というものがあるらしい。個人の方やプロの方も使っているようだ。 ファンテック という会社の「 スピーカーコーン紙着色剤(白・PGW )」をサイトからオーダーしてみた。 刷毛もオマケに付いてきた。私が用意したのは妻がケーキを飾るときの回転台。ファンテックさんでも回転台の使用を勧めている。 作業しにくいので、スピーカーユニットは配線から外してしまいます。作業が終わったら元に戻します。 刷毛は説明書にあるように最初に水で濡らして絞っておく。塗りにくいからと水を足したり、一度にたっぷり塗りすぎるとコーン紙表面の繊維が剥がれて来ます。多少ムラになっても薄く少しずつ塗って、乾燥したら重ね塗りを繰り返したほうがいいようです。 マイクロファイバーの布巾を絞って準備しておきます。はみ出したら拭き取ります。布製の布巾は繊維が付着しそうで使いたくありません。 出来上がり 目玉2つのロボットみたい?それは前からです。(T_T) 清潔感がアップしたので私は大満足です。色も青白くなくオフホワイトでおすすめです。 20cmユニットを4個塗って、使った塗料の量は3分の1程度でした。きちんと蓋を締めておけばまた使えそうです。 音質への影響は? 全くありません。理論上重くなってるはずですがそれを聞き分けるほどの耳は持ち合わせていません。わかる方がいたらそれは思い込みだと思います。それこそブラインドテストで分かる人がいたらお目にかかりたい。(面倒だから結構です...

ブラインドテストの経験ありますか?

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人は思い込みで判断する 私はルームオーディオ愛好家です。一昔前まではスピーカーの音を録音しようなどという発想すらありませんでした。 最近のYoutubeにはユーザーの録音機器が向上したようで高音質のものが増えています。たまたまJBLスピーカーを扱った「ケンリックサウンド」のサイトを見つけました。 https://www.youtube.com/results?search_query=ケンリックサウンド 。 「空気録音」(昔はマイクでの生録といった)で様々なJBLスピーカーを視聴できます。噂に聞くJBL特有のハイ上がりサウンドですが、サックスのキーを叩く音やリードの息遣い、硬くて透明なピアノ、バイオリンの胴鳴りや弦の擦れ金属音、ゴリゴリ・ゴシゴシのベース…。躍動感・空気感はじつに艶めかしくよく響く。余分なお金があれば4343辺りを一つ持っておきたい。このような音を出すにはどういう仕掛けがあるのか愛好家としてはとても興味をそそられます。単なるのドンシャリサウンドとは明らかに違うのです。抜けの良いハイ上がり。1kHzあたりにピークの山を作って、低音は量感控えめにしているのではとグライコで真似してみましたがそれだけでは無いようで本質的に何かが違う。簡単に真似できれば他社もぞくぞく生産するはずだし、ケチな私は自作に走る筈です。 そして「オーディオの化学」  更にJBLの音作りの根拠探し。スピーカーユニットの周波数特性やエンクロージャーは・・・などと情報をググっているうちに、「オーディオの化学」というサイトを見つけました。 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm 。 感情的な形容詞で音の違いを論じてもしようがないと、化学や技術を根拠にオーディオを論じています。例えば、スピーカーケーブル交換による抵抗率の変化はその温度変化に因る抵抗率より低いため無駄だとか、超感上の音質変化を期待する以前の問題だと。いや、そうじゃないと言い張るなら、 「ブラインドテストをしたことがありますか?」 と言うのです。自分でケーブルだインシュレーターだと交換すると聞き方に思い込みが入るらしい。人間とはそういうものらしい。良くも悪くもそうらしい。気分や性格が大いに脳に影響するわけです。結果無限地獄にふりまわされて自分を見失い無駄にお金を注ぎ込む...