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コーヒーの味で焙煎機がわかる人?

焙煎機・焙煎方式は、 直火 熱風 半熱風 炭火 と色々あります。味を見ただけで、焙煎方式が分かるという「焙煎士」なる方々がおいでのようです。どの方式でも生焼けも焦げ過ぎにもできるし、風味は生豆で決まっています。農産物ですから。それを引き出すのは焼く人の加減のみ。どんな器具をつかおうが器具で自動的に味が決まったりしません。少し冷静になれば初心者にでも分かることです。 どんなに料理上手でも素材にない味は出せません。 どんな道具を使っても素材にない味は出せません。 コーヒーも同じです。しかし、料理上手は道具に関わらず調理方法を知っていますから、素材の限界までは、味を引き出す可能性はああります。 便利で優秀な調理器具は色々ありますが、味を引き出すのは料理人次第です。焙煎器具の違いも焙煎する人次第ではないでしょうか。 どうやったら美味しいコーヒー豆ができるかを知る それにはどんな器具が適しているか 自分の好みの味を自動的に仕上げてくれる焙煎機を探すのは無理です。先に焙煎方法をみつけて、次に自分の都合にあった焙煎機を探します。 Good point なし。 Bad point 焙煎士信者には残念なお知らせ

ユニオン電動ロースターに風防兼蓄熱カバー

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 熱量が足りない 「ユニオンサンプルロースター 電動式」 ガスバーナー付きで電動式というのが魅力です。 パンチングドラムで直径11cm長さ14cmほど。100g用らしいです。我が家では日に6杯飲むので毎日のように焙煎しなくてはならない。生豆250gは煎りたい。ところが、それには熱量が足りないようです。 火力全開でも250g位だとかなり時間がかかります。 暑いときに窓を開けて風を入れると炎が揺れて火力が落ちます。 火力全開で時間がかかると表面が焦げる。 これを解決するには風防・蓄熱UPが必要です。 しかし、ステンレス板を購入して切断して、継ぎ合わせて、形にしていくには専用のハサミや正確に切断する技術も必要で私の力量では仕上がりが悲しいものになりそう。既製品で何か都合の良いものはないかと物色していたら、Amazonで見つかりました。 チャコール 缶 BD-440   キャンプ用品らしく、燃えてる炭を入れて蓋をし、空気を遮断して消火するための缶のようです。消し壺と似たようなものでしょう。直径がほんの少し小さいのですが、逆に好都合。台座に丁度乗っかります。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VKMDCTS/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 このブリキっぽい炭入れ。これのサイズがドンピシャでした。 多少の加工が必要です 倍力 金切鋏 これは初心者の私でも使いやすい方だと思いました。金属板の材質と厚みの範囲、曲線切りの可・不可を確認して購入します。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08W57QF6S/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 はじめは戸惑いながらですが、すぐに慣れてくるでしょう。 はじめに使わない、底板を抜いておきます。 ノギスなどを使って焙煎機のゴトク、現物サイズをできるだけ正確に計ります。 定規等で直接鋼板に線を引き、 金切り鋏で切り取ります。 1〜2ミリ程度大きめに切り抜きました。 切り終わったら断面で手を切らないようヤスリをかけ、角も切り取り丸めておきます。 焙煎中でも右に回して、持ち上げると、蓋を取ることも出来ます。 温度計、テストス

手網焙煎と手鍋焙煎

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「煎りたてハマ珈琲」さんの https://m.youtube.com › watch家庭でできる珈琲の焙煎方法をお伝えします!【煎りたて ... を参考にしました。 良い焙煎機とは 熱気で包みこむことが出来る 温度ををコントロール出来る 豆の状態が随時チェックできる 瞬時に豆をとりだせる 直接火力だけで焙煎をすすめるのは非効率的。豆全体に熱が効率よく行き渡るほうがよいと思われます。 外気と遮断されている… 重い部品、厚い部品… 熱を逃さない、輻射熱に余裕があるなど。かといって家庭用に大型焙煎機を買うのも非効率的です。手網もハンドロースターにも行き詰まっていたところに朗報。それは蓋付きの手鍋です。蓄熱焙煎機の最小型が「蓋付き手鍋焙煎」ではないでしょうか。 手網焙煎器 安くて、軽くて、お手軽度、NO.1 手を止めると焦げる 豆の状態が見えにくい チャフが散らかる ガラス蓋付き片手鍋焙煎 Good point ガラスの蓋がある(蓄熱・状態の可視化・風の影響を受けない・チャフが全く飛ばない) 加熱面積が多い(蓋以外)。 状態変化がよく見える。(湯気・匂い・色・煙など) コンロに直置きで蓄熱、鍋を持ち上げて前後に振る。それを2〜3秒おきに繰り返すだけなので楽。(手網は持ちっぱなし!) チャフが飛び散らない Bad point 100g以上は重い 手を止めると底から焦げる。(横においても鍋の熱で焦げたりする) オススメの片手鍋は  なんといっても「 ダイソーの16cm片手鍋 」。 アルミ製、底厚2mmで熱効率が良く、軽い。 内側テフロンで汚れにくく洗い易い。 蓋が透明ガラス(見やすい) 低価格¥500 取手の形状が持ちやすく振りやすい 片手で前後に振るだけなら蓋が外れたりしないので安心 火力の目安  豆と同じ重さの水を 2分程度で沸騰させる火力 が程良いようです。 ※ 煎りムラができたら火力を落として揃えてから進めると良いようです。 煎り方サンプル 浅煎り前編  (ハマ珈琲さんの動画) 手鍋焙煎 浅煎り コロンビア  スプレモ(ウォッシュド) 予熱180度 1分 蓋に湯気でくもり始める 2分 湯気が水滴にかわる。青臭い香り 3分 特に大きな変化はない。豆色が白っぽくなる。 4分 蓋にチャフ が着き始める。ほんのり黄色みが 5分 豆が黄色っぽく色付き始める。湯気のような煙のよう

コーヒー焙煎の目的は?

コーヒーの風味をつくること。 生豆にはコーヒーの風味はありません。煎らなくてはなりません。 コーヒー豆をよく膨らませてお湯を染み込み易くする 豆の組織を精一杯ふくらませればよいのです。このポイントに限定すると焙煎は極めて単純な作業になります。 煎り始めてから最も膨らんだところが煎り止め。 それ以上煎っても焦げるだけで、味のバランスは苦味や焦げ臭に偏る。優れた焙煎とは焦がさずに膨張させたものが優秀ということでしょう。直火も熱風も手網も焙煎方法は色々あるが最終目的は同じで、此処に尽きると思います。 また、味の悪い豆を手を変え品を変え努力しても美味くはなりません。時間の無駄。 焙煎機を変えても見極めポイントは同じ 豆は正直に反応します。温度だガス圧だとオマケの要素ばかりに気を使って、 豆の状態観察 をしっかりやらないと本質を見失う。新鮮で旨いコーヒーができればそれでいい。 状態観察のポイント 時間と豆の状態を比較して最良の焙煎を目指します。 Google先生に聞いてみると、ポイントは2つ。 生豆が黄色に変わるまで(はじめの5分) 1ハゼが来るまで(残りの5分) 人によって時間のかけ方はそれぞれ(好みの問題)ですがこれが基本のようです。焙煎機が何であろうとこの基本は変わらないようです。

吸い込み式 冷却機  作りました

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ドライヤーや扇風機ではチャフが飛び散ります。なんとかならないかなぁ。 冷却機 3ステップ ステップ1.吹き上げ式 簡易型 比較的安価なサーキュレーターを使います。(使わなくなった家電に選ばれそう) 上にザルを乗せて(サイズがドンピシャ!) 風力十分で、機能的にはこれで全く問題ない。秒単位で冷たくなります。欠点はチャフが舞い上がります(T_T)。 手網焙煎の豆量200g程度でチャフはあまり気にならなかった。ところが手回しロースターになって一焙煎500gとなると、かなり盛大に舞い上がります。全身かぶります。これはなんとかしないとまずい。 ステップ2.吸い込み式 板で箱を組み、中にサーキュレーターを逆さにして入れる。(真上からの映像) 焙煎豆を受けるザルがハマる大きさに天板に穴をあけます。(ザルはユニオン・サンプルロースターに付属のもの) すっぽりハマって効率よし。 底板にもサーキュレーター用穴を開け空気を噴射。百均のキャスターを付けて移動可能に。 今までのザルでは側面から空気が入り込み豆を通過する空気が少ないので効率が悪い。 冷却用のザル(左)はサイドがステンレスで底面だけが金網になっている。 これでチャフの舞い上がりがなくなりました。(^o^)。 しかし、このままでは床に溜まる。ホウキで掃くか集塵機で吸い取るか。まだ手間がかかるなぁ。 ステップ3.チャフ取り付き分割型 3cm角の安価な角材を組んで、網戸用のネットをタッカー(百均)で内側に止める。その上に冷却器を乗せる。チャフが溜まったら上の冷却箱を下ろせばチャフを捨てるのは簡単です。理想は引き出し型ですが隙間があるとチャフが漏れる可能性があるのでこれで妥協。 網は風通しが良くて細かいチャフも通さないものを・・・と考えていたら網戸用ネットを思いつきました。小さい虫も通さず涼しい風は通す。 大成功です。\(^o^)/ 下箱はキャスター付きで移動は簡単、底面からも風が抜けます。(真上からの映像) チャフはこんな感じに残ります。実際には一度の焙煎でもっと出ますが、うっかり撮影前に捨ててしまいました(汗)。  因みに、木材とネットはホームセンター、ネジ・タッカー・キャスターは百

サンプルロースター パンチング有りと無し

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1. パンチング無し二重ドラム(熱気焙煎) 分解するとこのように、ドラムは2重になってます。 直接火が当たらないので温度上昇には時間がかかります。 メリットは 温度計が使える(ドラム内の温度が測れる) 火力に対する温度変化が緩やか(2重ドラムだから熱伝導に時間がかかる) 多少の蓄熱効果はある チャフが飛び散らない 焙煎中、外気温や風による温度変化は殆どない ぐらいでしょうか。デメリットは 火を消してもすぐに温度が下がらない。火力を上げても即座に反応しない ガスコンロでは熱量に限界があり1ハゼ8分以内でなら200g前後が限界。 300g以上はガスコンロの強火全開でも20分以上は必要。10分以下の焙煎は無理。 外側ドラム→空気層→内側ドラムの順で熱が伝わるので、温度変化には時間がかかります。それを予測したうえでの煎りあがりのタイミングを考慮しなくてはなりません。焙煎後10分経過してもドラム内の温度は100度以上を維持します。火傷や洋服の焦げにも注意が必要です。 2重ドラムで通気性が殆ど無い とうこと。熱し難く冷めにくいのが特徴。 2.パンチング有り一枚ドラム(直火・熱気通過式)  早い話が「 回転式炙り焼き 」です。熱は素通りで蓄熱は不可。ガスコンロの炎がそのまま反映します。中火で200gなら6分程度で、260gなら8分ハゼが来ます。回転数が速いと温度が下がります。回転を止めると勿論焦げます。放置すれば燃えます。風による炎の揺れや、ドラムに風が入るとすぐ温度が下がります。 メリット 火力に対する反応が早い。(蓄熱はゼロ) 二重ドラムに比べて短時間で焙煎できる チャフがドラムの中に溜まらない デメリット ザルのように素通し。熱気が溜まらない。 温度計は上昇か下降か一定かの傾向判断としてなら使えるが、通過する空気の温度しかわからない チャフがパンチングの穴から出てコンロや周囲に散らばる 豆の温度と通過する熱気の温度はイコールではない。風が吹いたら火力が変わる。豆の温度を測る手段がない。焙煎の再現性を上げるには風対策と火力と回転数の安定が必要(困難)。これは一番の欠点でしょう。  温度測定は、非接触型(※1)の温度計で豆の表面温度を測ることが可能なら希望がないわけではない。しかし、右手でドラムを回し、左手でレーザーを豆に当てる

まずは手網焙煎?

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毎日新鮮なコーヒーを飲みたい 煎りたてコーヒーを毎日に飲みたい。手軽に飲みたい。 生豆は炒り豆の半分以下の低価格。 焙煎時間は10分〜20分程度。 2000円の手網があればすぐ出来る 取り敢えずやってみるなら手網焙煎 予算は数千円。 飲めないほどの酷い失敗もない。 煎り立ても味わい深く飲める。 手網にコーヒーの生豆を入れて火にかざすだけ。 手網焙煎の道具は安くて故障知らず 手網(銀杏煎り)2,000円程度 カセットコンロ(熱源)2,000円程度 カセットコンロ用 ガスボンベ  1本80円程度(数回は使えます) これだけで十分出来ます。モーターなど電動部品がないので故障もしません。これだけで出来ますが、以下のものもあると便利で、グレードも上がってきます。 冷却機(煎り止め用) 煎り上がったら、予熱で焙煎が進まないように冷やします。団扇やドライヤーでも出来なくはないのですが、 すばやく冷やす には風力が必要です。 サーキュレーター(冷却) 2,000円程度 ザル 大きめ 1,000円程度 (耐熱・サーキュレーターにのる) このタイプのサーキュレーターにザルの底がジャストフィット。ザルの底面積とファンの大きさが同じ。この組み合わせで 瞬時に均等冷却。   焙煎準備 温度上昇率をつかむ 時間経過と温度上昇率がわかると上手く煎ったとき時の再現性が上がります。 タイマー Phoneのストップウォッチとメトロノームアプリ。 先にメトロノームを60にセットし、スタートする。 焙煎の準備が出来たら次にストップウォッチをスタートする。 耳で秒数をカウントして、1秒ごとに何度上昇するかを掴む。煎り上がり温度までの時間を予測できます。6秒で1度上昇すれば1分で10度上昇。10分では60度上昇ですね。現在100度なら10分で160度になるわけです。1ハゼの温度を記憶しておけば上昇率で時間をコントロールできます。   デジタル 温度計 (アナログは反応が鈍すぎる)700円程度   入れる位置によって温度が異なるので 温度計は固定しましょう 。(私は針金でクルクルと) 冷たい豆が徐々に熱を帯びていく過程を温度計で具体化します。温度計の先が網の底に付くと金網の温度を計ることになるので注意。底からはなして常に

自家焙煎 その気になれば 茶漉しでOK

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家庭用の自家焙煎は然程難しくはありません。とういよりとても簡単です。生豆をネットかお近くのお店で買い、 茶漉しの先をハリガネで蝶番の様に繋いでおきます。 茶漉しを2つ合わせて中に生豆をいれ、ガスの直火に炙る。 これは小さい茶漉しなので10〜30gが限界かな。 焦げ付かないよう フリフリ シャリシャリ全体に火が当たるように豆を回転させます。火に近すぎると表面だけ焦げてしまうので加減よろしく。暫く火に炙っていると 「パチッパチパチッ...」 と爆ぜる(ハゼる)音がして来ます。これが俗にいう「1ハゼ」。このへんが中煎り。一旦静かになって更に炙り続けるとまた 「パチッ!」 と始まります。これが「2ハゼ」深煎りの始まり。この爆ぜ音と、豆の色で火加減を覚え、色が薄いと軽く酸味の強い味に、黒くなるほど苦く、コクが出てきます。この程度の量ですと3分~10分で終了。好みポイントを色で覚えて下さい。特別難しいことはありません。予熱でどんどん煎りが進むのでドライヤーの送風を直接茶漉しの煎豆にあてて冷まします。わざと予熱を進めるのも一手です。一般的には炒りたてよりも1日2日たったほうが旨いと言われています。それも楽しみの一つ。 自分で味わうだけなら高価な機械も要りません。生豆なら安くいい物がかえるので色々な豆を楽しめます。 注意 ・ 薄皮が大量に散らかります。ーーー 私は少量焙煎なので掃除機で吸い取ってます。面倒ならカセットコンロなどで屋外で焙煎するのが無難です。 ・ 深煎りは煙がもうもうと立ちこめます。ーーー 換気扇が弱いなら、窓を開けるか、カセットコンロなどで屋外で焙煎するのが無難です。