ドリップ式2種

コーヒーは透過抽出する

浸け置き式は飽和状態になるので濃いコーヒーは出来にくい。
エスプレッソも透過式といえますが、味わいは別物です。
透明感があり・多彩・繊細なコーヒーの風味を味わいたいなら、現行ではドリップ式(透過式以外にはないでしょう。
 
更に、ドリップ式には
  1. 蒸らし式
  2. 点滴式
があります。


1.蒸らし式

  1. 蒸らしに必要なお湯を一気に入れる
  2. 20秒から1分程度時間を置く
  3. コーヒー粉への湯の浸透を待ちます。
  4. 注湯の速さを調節しながら継ぎ足しで抽出します。

2.点滴式

  1. コーヒー粉に染み込ませるように面全体に点滴します。
  2. 点滴は湯溜まりが出来ないように、湯量を調節します。
  3. 浸透の限界を超えるとコーヒー液がカップに滴り落ちてきます。
  4. 点滴で必要量の2割から3割程度まで溜める。
  5. あとは普通に必要量を注湯します。

「4」で止めて、そのまま飲むとか、抽出液に直接お湯を加えて好みの味に調節することもできます。


この2つの方式の違いは雑味です。同じコーヒー粉で淹れてみると、
  • 蒸らし式は、薄味で雑味が残る
  • 点滴式は、濃厚でまろやかで雑味も殆ど感じらない

この差は明らかで、口に入れた瞬間違いがわかります。蒸らし式は濃く淹れる飲みづらい。ところが点滴式は濃く、ボディーがあり、そして飲みやすいのです。口に入れて転がすと風味や香りが更に広がります。

 ペーパードリップでは微粉があると、どうしても目詰まりがおこりやすく、湯溜まりができます。目の荒いものがあればいいのですが。(あるかもしれませんが…)。目詰まりの起きない方法は

  • 粗挽きにする
  • 微粉を取り除く
  • 目の荒いフィルターを使う
などが考えられます。ちなみに私は


を使っています。この組み合わせではなんら手を加えなくても点滴式ができます。微粉が少なく粗挽きにしなくても点滴式で抽出できます。他にもあるのかもしれませんが完璧を求めるとキリがありません。


* 他に使っている道具

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