昭和 せっかち

懐かしい人が来店してくれると嬉しいものです。昭和時代の話に花が咲く。

普段は平成生まれのお客様やゆとり教育のバイトさんとかとも沢山話していますが。違うのは

昭和の人は圧倒的早口です。
一見落ち着いて見える方も話しだすとかなり早口。言いたいことが沢山あり過ぎて、自分の番が来たら早めに出し切っておかないと消化不良?。

何故早口なのか。

忙しくて怖い昭和の時代背景と関係有りそう。動物の俊敏性は恐怖心から来るという。肉食獣からいつ襲われるか、常に気を張っている。これが俊敏・機敏につながるらしい。昭和の人も恐怖心と共に暮らしていた。

  • オヤジ怖い、カァチャン怖い

  • 隣のオヤジ、隣の兄貴怖い

  • ガキ大将怖い

  • 番長怖い

  • 不良高校生

  • 借金取り怖い

  • 職人怖い


などなど、他人の子でも悪いと直ぐ叱るし、暴力的無謀理不尽な人も沢山いました。バブルの頃は土手町あたりで刺青やスキンヘッド、モヒカン、チェーン、眉毛ない...など派手目の人から、地味目な、チンピラ・金貸し・暴力団員・組長などに日常的に溢れひしめき合ってました。

サラリーマンもノルマに追い立てられたり、課長に罵られたり、生徒指導の先生が暴力団以上に怖い顔して暴力振るったり。喧嘩・奇声・罵声・暴力が溢れていたような気がします。ある意味怯えて警戒しながら成長する訳です。

デパートの案内、電話番号案内、レジ係、あらゆるサービスが早口でテキパキと動作も早かった。特にスーパーのレジは圧巻。バーコードも液晶もなし。只管 値札を見て、片手で数字を手打ちし、もう一方の手で品物を空カゴに収めていく。コンピュータでディスプレイしたかのように、硬さ・重さ・見栄えを考えて、きっちりカゴに収めるのだ。速さと仕上がりが芸術的だ。

つまり速いのは口だけじゃなく動作も俊敏だったのだ。その遺産というか遺症というか、今残ってるのは早口だけになったのかもしれない。

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