自粛 萎縮
自粛ムードにそろそろ限界がきてるようで色々批判も出始めましたね。
そもそも誰に対する自粛なのかハッキリしないところもあるのです。自粛というのは言い方を変えると気遣いということになるのでしょうが、私がいくら気遣ったところで被災者の方には全く伝わらないと思います。非常識という言葉は私の為にあると自負しておりますが、その私がボーッとした頭で考えてみると、
・ 被災者の方・・・・・被災者の方は世間に自粛して欲しいとはまず思わないでしょう。ほしいのは自粛よりも励ましと援助でしょう。
・ 被災者の家族や親族の方・・・私達の近くに住んでいる被災者の関係者。家族や親戚がどうしているのか気がきではないでしょう。その横でお祭り騒ぎは流石に無神経な感じは否め無い。
どちらを優先するかといえば勿論被災者の方々になるわけです。報道を見る限り、テレビ等での正確な情報が欲しいのは確かだが、娯楽や笑いも被災地では息抜きや元気に繋がってるいるとか。こちらの自粛ムードが被災地の方に伝わったら元気にはなれないような気もします。これからの行動や表現をポジティブに切り替える必要があるようです。無意味な自粛から単なる萎縮になってしまっては誰の役にも立ちませんから。
ところで。
阪神大震災 午前5時46分 発生
東日本大震災 午後2時46 発生
この46分が同じなんですね。ただの偶然に違いないのですが、意味があるのは時間の方。午前と午後の違いです。家族が一緒にいる時間と家族がバラバラになっている時間の違いです。子供を失った親、親を失った子供が沢山いると想像出来ます。
この子供たちが自立するまでは息の長い援助が必要になりそうです。