スピーカーセレクター自作 左右・正逆切り替え可

スピーカー セレクターの目的

私のスピーカーはメイン(D-70+JA0506Ⅱ)とウルトラスーパーウーファー(DRW-1 mkⅡ)の3wayだてシステム。ツイーターは5mm程度の前後で位相がずれ、全体の特性が代わる。ウーファーも位相で音場感など変わる。メインは正相接続だが、ツイーターやウーファーは逆相接続化か正相接続が良いのか実験してみなければわからないですが、その方法が...。アンプ(PMA-60)もバナナプラグなどは使えないので抜き差し簡単というわけには行かない。

  • ツイーターの位相反転と前後の位置をチェックする
  • DRW-1 mkⅡの位相反転チェック
  • 各スピーカーのケーブル交換音質チェック
  • 左右交換での音質差位チェック
以上を簡単に瞬時に実験するためのスピーカーセレクターを作りたいと考えました。


スピーカーケーブル(重い)

丈夫で太くて重いキャプタイヤケーブル(VCT 3.5Sq× 2芯)。これも長岡鉄男式で非常にCPが高い(安い)。(イメージはオヤイデ電気より)

市販のセレクターは使えない

  • チープな端子は細くて或いは狭くて入らない。入ったとしても私のケーブルの重さで壊れるだろう。
  • 接点抵抗は極力減らしたい(市販のスピーカーセレクターは、スイッチ、ハンダ、細い配線、鉄線、など接点がが多い) 

頑丈でハンダも使わないとなれば、やはり自作しかない。

露出コンセントと電源プラグを使う。

構造を説明するほど複雑でも無いのですが、プラスマイナスを分り易くするには差し込みの溝の長い方をマイナス側に決めておき、それに見合ったケーブルの色も使い分ければ間違いない。同じ色なら印を付けておく。

左右スピーカーで色分けして置くと間違いが少なくなります。

目印に黒テープをマイナス側に

ハンダを使わずに締め付けだけで固定出来ます

左の長い溝ををマイナス側にしました。

ケーブルが引き出せるタイプのコンセントボックス。ラックに付属の木ネジで固定

左側の黒いケーブルがマイナス。手前がスーパーウーファー、奥がメインスピーカー

蓋には向きがあり、プラスマイナスが合わないと蓋が閉じません。

市販品よりは太いケーブルが使えますが私の3.5Sqのケーブルは太すぎるので撚り芯を半分に分けて家庭用の電源ケーブルを継ぎ足して使いました。(写真の白いケーブル)。
 使い方は、片チャンネルのプラグを全部抜いて音質をチェックしたり、スーパーウーファーだけでチェックしたり、プラスマイナスを入れ替えて逆相接続を試したり出来ます。

 恒久的に使い続けるつもりはないのですが、セッティングや機器を変更したとき、ピンクノイズ・スペクトラム・アナライザーなどで周波数特性などを片チャンネルごとにチェックしたいときなど臨時に使うには便利だと思う。セッティングが安定したら取り外したほうが音質には良いはずだが、納得するまで使うのは個人の自由で。m(_ _)m

追記 2021年1月15日

オーディオの化学」というサイトを見てから考え方が変わりまして。無理して太いケーブルを使う意味が無いようです。ホームセンターの安価なケーブルでスイッチ付きの切り替え自由のテーブルタップを使ったほうが使い勝手が良くていいと思います。

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