少年の夢を実現するのがSF映画の一つの使命だとするならそれを期待させる映画だ。 情操教育には向いている方だが、パワー=暴力的表現なのは少し残念。逆にE.T.には暴力は強調されていなかったがパワー不足。 自分自身の恐怖心の処理をどうするかがテーマの一つになっていて、私はそこに注目。ところが最後まで結論は出ずで、残念。 恐怖心を隠すと恐怖は増加し、恐怖心を認めると恐怖は減少傾向へ。恐怖をなくするには恐怖の元を知り、その正体が明確に成れば恐れる必要性がなくなる。未知や無知こそがが恐怖を作り出すのであろう。 なんちゃって。